トレント新作発売!そしてコールドプレイへの憎悪などについて語ります。


HOW TO DESTROY ANGELSのシングル”A DROWNING"がすでにデジタルで発売されました。トレント曰く、アマゾンにも、iTunesにもすでに音源は送ってあるそうで、いつ発売になるのかは、彼ら次第だそうです。アメリカではさっそくアマゾンで買えます。


そして、昨日トレント・レズナーが急遽思い付いてファンから質問を受付。Facebookに集まった質問に気が向いたのだけ答えていました。以下そのうちのいくつか。
http://www.facebook.com/topic.php?uid=116607905027354&topic=51


EPかシングルが、通常盤のCDとして出る予定はあるのか?
TR:EPは出るけど、シングルは出ない。


ツアーの予定は?
TR:今発表している作品は、あくまで初期に行なったコラボの結果。2010年はエクスペリメントの年と考えているんだ。だから次に動きがあるとしたら、恐らくフル・アルバムということになると思う。それも発売はたぶん2011年。それが出来てから、何かしらの形でツアーというのはあるかもしれない。


NINを休止してまでやったこのコラボですが、NINと何が違うのでしょうか(もちろんボーカルが女性というのはありますが)?
TR:さっきも言ったように今発表しているのはあくまで新プロジェクトの初期の結果だ。おっしゃる通り、俺が思っていたよりもずっとNINっぽいサウンドになってしまった。だけど俺にとっては、HTDAというのは、俺が特にエモーショナルな面において感じ始めてしまった束縛からの解放を意味しているんだ。でもだからってNINが死んだわけじゃない。実際俺はこれからNINの曲に取りかかるんだ。それは、これまでのNINとはかなり違ったものになると思う。


バンドメンバーは誰なのか?Peter Christophersonは?
TR:現時点では、Mariqueenと、Atticusと俺。Peterは、古くからの友達だし、コラボレーターだから、もちろんすぐに俺の中でも名前は上がったけど、これから作る作品でコラボレーションを考えているところなんだ。


ウェブサイトで発表されていたサンプル/ティーザーのノイズは何かの形になるのか?
TR: それは間もなくわかると思う。


ティーザー・ビデオのシンセサイザーが、クラフトワークの”Computer Love"と、コールドプレイの”Talk"を彷彿とさせますが、カバーかオマージュなのか?
TR:クラフトワークの影響については間違いない。その通りだ。だけど、お願いだから、コールドプレイへの憎悪を俺に思い出せるのは止めてくれ。
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