ニュー・アルバム『バッド・ウィッチ』を6月22日(金)にリリースするナイン・インチ・ネイルズだが、「Consequence Of Sound」によるとトレント・レズナーがファンのウェブ掲示板に登場し、同新作についての投稿を行ったようだ。
『ノット・ザ・アクチュアル・イベンツ』と『アッド・ヴァイオレンス』がEPとして発表された一方で、EP3部作の最後を締めくくる『バッド・ウィッチ』はアルバムとしてリリースされる。しかし「アルバム」と銘打っている一方、6曲入りで前2作(それぞれ21分11秒、27分13秒)に近い収録時間(30分11秒)であることが、ファンの間で物議を醸していた。
こうしたファンの声を受けてか、トレント・レズナーが掲示板「Echoing the Sound」に登場。『バッド・ウィッチ』をアルバムと呼ぶ理由を説明した。
トレントがハンドルネーム「teitan」名義で投稿したコメントは以下。
新作がEPではなく、LPとして出される理由を知りたいか?
EPは、Spotifyや他のストリーミング・サービスでシングルと一緒に出てくる。=簡単に埋もれてしまうんだ。
最近の「音楽がかつてのように重要ではなくなった世界」では、EPがそれほど重要なものとして感じられなくなってしまった。だったら、わざわざ無視されるようなことしなくてもいいだろ?
(アルバムにしたからって)値段を上げるわけじゃないんだし、そんなにカッカすることないだろ。
トレントはこの他にも、Quantum550というユーザーの「NIN『代表者』がそんな意見を言うなんて、本当に音楽業界にいるのかよ。俺はアルバムの長さ、EPの長さがどれだけかちゃんと知ってる。これはEPだ」、「EPが遅れた明らかな理由(言い訳とか)はあるんだろうけど、本当の理由は創作意欲の枯渇だろ」とのコメントに対し、以下のような返信も投稿している。
Quantum550、くたばりやがれ。