オスカー受賞後のトレント・レズナーが、今後の予定について色々と情報が飛び交っているので、NINのウェブサイトで今日自ら説明しました。
http://forum.nin.com/bb/read.php?7,1226115,1226115#msg-1226115
オスカー&サントラ:「なんというシュールな1週間だったんだ。そこに辿り着くまでの同じくらいシュールな数ヶ月も合わせて!みんなからのサポートとお祝いの言葉には本当に感謝している。念のためもう一度言っておきたのは、このスコアがこんなに上手くいったのは、すべてデヴィッド・フィンチャーのおかげだ、ということ。俺たちは単純に彼のビジョンを現実化していただけで、彼と仕事できたことは本当に名誉なことであり、しかも非常に俺たちにとっても勉強になる経験だった。その結果:
『The Girl With the Dragon Tattoo』(フィンチャー次回作)のスコアもやることになった。
俺とアティカスは今フィンチャーの次回作のスコアを懸命に作っているところだ。映画は今年のクリスマス公開で、すでにかなりの曲を書いたところで、映像も見始めたところなんだけど、この映画は(もちろん音楽も)絶対に失望させるものではないから信じてくれ!」
HTDV:「それとレッドカーペットで俺が、HTDAの新作が完成したと言ったと間違って取られたみたいだけど、新作は完成していない。去年の夏から制作を始めて、今年の夏にはミックスを終えて、秋には発売の予定だ」
NIN:現在サントラやHTDVという3つの柱ができたことで、自分のやりたいことがより明確になったような気がする。「しかも3つそれぞれがお互いをインスパイアし合っている。NIN は死んでいない。次にやろうと思っているのはNINなんだ」
映画出演について:「そして最後に、俺はTimur Bekmambetovという映画監督と友達で、彼は非常に才能があるからもし観てなかったら”Night Watch"という映画を是非観て欲しい。彼に、次に監督するティム・バートンがプロデュースの映画”Abraham Lincoln: Vampire Hunter"のスコアを書いて欲しいとお願いされた。原作のことは元々知っていて、脚本を読んで、作曲家として面白そうな作品になると思ったんだ。それで、映画について話しているときに、彼がなんとなく、この映画にカメオ出演してくれないか?と言ってきたんだ。それで俺たちのアイディアとしては、小さいカメオ出演で、映画が公開された時に、みんなを驚かせる、という予定だった。そしたら、数日前インターネットで、俺がこの映画に”主演する”と書かれていた(もちろんそれは事実ではない)。ファック。ふたりとも、インターネットのおかげで、世の中に”驚かせる”なんてことがもう存在しないことを忘れていたんだ。だから、俺のお願いを聞いてくれ。映画を観たら、どうか驚いたフリをして欲しい。わかった?」
はーい!