ショーン・ペンが語る、『ツリー・オブ・ライフ』がよくわからない。

ショーン・ペンが語る、『ツリー・オブ・ライフ』がよくわからない。

ショーン・ペンが最近フランスのLe Figaro紙に自らが主演したテレンス・マリック監督の『ツリー・オブ・ライフ』に物申していてちょっとした物議を醸している。


「脚本の段階では、僕がこれまでに読んだ中でも、最高傑作と言えるものだった」。しかし完成した映画には、ちょっと混乱したと。「脚本にあった感動がスクリーンにはまったくなかったんだ。もっと分かりやすいナレーションがあったほうが、映画は分かりやすかったと思うし、そうすることで映画の美しさやインパクトを損なうことは絶対になかったと思う。しかも正直言って、いまだに僕はあの映画での自分の役割が一体何だったのかよくわかってないんだ。自分の役があの映画にどんな要素を生み出したのかがね」。


ショーン・ペンが言うには、テレンス・マリックも彼にそれをうまく説明できなかった、ということ。ただし、テレンス・マリックが「アーティストであることは間違いない」とは言っている。


また、「それでもこの映画はお勧めするよ。ただし、何の期待もしないで行ったほうがいい。これは観る人によって、非常に個人的かつエモーショナルでスピリチュアルな繋がりを見出す作品になると思う。それを見出せた人にとっては、感動的な作品になると思うから」と。


私個人としては見出せたほうで2回も観ましたが。これは映画に非常にスペースがあるので、ペンが言っているように、そこに自分がどこまでのめり込んで行くのかがキーかと思います。カンヌ映画祭では、賛否両論まっぷたつで、パルムドールを獲得していますが、半分の観客が大ブーイングした、ということです。


日本でも現在絶賛公開中。皆さんはどちら側でしたか?
http://www.movies.co.jp/tree-life/
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