L'Arc-en-CielのMSGライブがNY TIMES でも大きくレビュー

L'Arc-en-CielのMSGライブがNY TIMES でも大きくレビュー

3月25日にNYのマジソン・スクエア・ガーデンでライブを行ったL'Arc-en-Cielのライブレビューが3月27日付けのNY TIMESでレビューされています。
http://www.nytimes.com/2012/03/27/arts/music/larc-en-ciels-new-york-debut-at-the-garden.html?_r=1&ref=music

しかも記事を書いているのがJon Parelesで、NY TIMESのトップ・ライターなのでちょっとびっくりです。タイトル&内容としては、「結成20年にして快挙。初のMSG」というもの。

私も絶対観たかったのですが、残念ながらNYにいなくて観られませんでした。このライブの何が特別かと言えば、日本人としてマジソン・スクエア・ガーデンでライブをするのは彼らが初めてであるのみならず、MSGで単独ライブができたら、アメリカのアーティストだけでなく、世界中のアーティストにとって成功の証と言われている場所であるということです。

記事によると、しかもソールドアウトだったとのこと。ただし、実際行った他の方に聞いたところでは、70%くらい埋まっていたのではということ。しかし、70%だとしても快挙だと思います。何しろ2万人弱入る会場なので。しかも、観客の半分くらいはアメリカ人だったそうです。ラルクは、アニメの主題歌などを歌っていて、アメリカでもアニメ関連のイベントを通じて地道にファンを獲得していたのだと思います。

さて記事の内容要約ですが、「マジソン・スクエア・ガーデンを売り切れでニューヨーク・デビューを飾ったラルクアンシエルは、20年間で何百万枚という売り上げを記録してきたそのキャリアで培ったアリーナ・ロック・バンドとしてのパフォーマンスをこの日披露した」と始まり、

「バンドメンバー4人は、それぞれデザイナー・パンクな髪型をし、グリッタリーなアシンメトリーの衣装を着て、常にスポットライトにあたる準備のできた動きを見せていた」「バンドのリード・シンガーであるHYDEは、しなやかかつメロドラマチックな声を、ゴス・ロック的に感傷的に響かせてみることもあれば、深い怒りのある声から、急に両性具有なファルセットへと展開してみせる能力を持ち合わせていた。ギタリストのKENは、エディ・ヴァン・へイレンをモロに彷彿とさせるギター・ソロを高らかと響かせてみせた」

「HYDEのパフォーマンスは、シアトリカルで、スクリーンにアップで映し出される表情は常に懸命かつ、自信に溢れ、艶かしいこともあれば、思慮深く、悲痛であったり、または悪巧みをしているようにも見えるのだが、その声が衰える瞬間はなかった」

「サウンド的にはギター主体のロックであり、クイーン、メタリカ、U2、デペッシュ・モード、デヴィッド・ボウイなどを彷彿とさせるのだが、例えば、"XXX"のような、アメリカのロック・バンドだったら絶対にやらないダンス・ポップソングもやってみせるところがユニークと言える」

「またベースのTETSUYAは、バナナやキャンディを観客に投げたり、HYDEは、アクセル・ローズにも似た動きを時々見せたりするのだが、バンド全体としては、マッチョである印象はまったくない。歌詞も、真実、愛、運命、孤独について歌うより哲学的なものが大半である」

「ラルクアンシエルは、1991年にHYDE とTETSUYAによって結成。(アメリカにおいては)アニメの主題歌やゲームなどによってファンを獲得。北米でのコンサートは2004年にボルチモアで行われたアニメのフェスOTAKONにて行っている。この日の観客も”Ready Steady Go”などアニメで使われていた曲を大合唱していたので、アニメの力が言葉の壁を乗り越える大きな助けとなったのは明らかだった」

「『ここまで来るのに20年かかりました』とHYDEは最後の曲”NIJI”を歌う前にガーデンの観客に言った。そして『また会えるかな?』と」。
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