フィオナ・アップルが歌う!

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フィオナ・アップルが歌う、というと、フィオナ・アップルが死ぬ、とか、フィオナ・アップルが生きる、と同じくらいの重さがあり、もちろんアーティストはみんなそうなのですが、フィオナの場合とりわけそれが顕著すぎるので、彼女が動き出すというだけで、ほとんど”事件”のようなインパクトを与えるのだと思いますが。

というわけで、ご存知のように、新作の発売を6月に控え、ライブ活動を開始したフィオナのNYライブを観て来ました!キャパ600人のバワリー・ボールルームにて。チケットは本当にあり得ないくらいの入手困難でしたが、絶対に観逃せないので必死で入手しました。

何より、アルバムが出るのが7年ぶりですから、フィオナは明らかにステージで緊張していました。私の場所からはそこまで見えなかったですが、レポートの中には、震えているのが明らかに分かったとまで書いている人もいました。そうだったとしても不思議ではないです。

"AS FAST YOU CAN”に始まったライブでフィオナはさっそく「本当だったら自分にだけ向って言おうと思ったんだけど、でも、みんなの前で言っちゃうわ。私はいつもだったら6曲目まで歌ってようやくリラックスして歌えるようになるって感じなんだけど、今日はもう最初からその緊張は取っ払って歌いたいと思っているから」と宣言。って宣言してるだけで、もうとっ散らかってるんだけど、でも、そこで、「フィオナ!帰って来てくれてありがとう!(NYは彼女の地元なので)」と抜群のタイミングで歓声が入り、それにフィオナが思わずほころび笑顔で「そう言ってもらえると緊張もほぐれるわ。帰って来て欲しいなんて思ってくれてありがとう」と言ったのでした。じーーーーーん。そして笑った時の価値がデカい。

彼女は、引き続き”Criminal”など、ヒット曲を演奏しながらも、この日は新曲を2曲披露しました。エクスペリメンタルでありながらも、壮大で、しかし、少し穏やかさが感じられる瞬間があって、彼女の成長を物語っていたかもしれないです。しかし、まだまだこれだけだとアルバムの全貌はまるで分かりませんでした。

それでも、その悲痛な歌声と姿はそのままで、唯一無比のフィオナが帰還したことを実感するばかりだったし、セットリストの最後に書いてあって、しかし、その前に行われたライブでは演奏しなかったビートルズのカバー”Across the Universe " で少しピリリとする瞬間もありました。前奏をギタリストであり前座だった、Black Millsが演奏すると、「あれ、まだ歌うって言ってないのに」とフィオナ。冗談だったのか、本気だったのかちょっと分からなかったけど、たぶん本気でしょ……。そこで前奏も終わっちゃったんだけど、「うそうそ」って感じで再び始まり、結局無事笑顔で演奏しました。ほっ。さらに、セットリストにはなかった、“It's Only Make Believe”(Conway Twittyのカバー)も披露し、1時間ほどのライブは無事終了しました。やっぱり一筋縄ではいかないこの緊張感は彼女ならではです。

バンドが新メンバーだったのでサウンドがまた前回とはがらっと違ったのも印象的でした。

詳しくはまたコレポンのほうで書かせていただきます。が、とりあえず祝フィオナ・アップル無事帰還!新作、これからのフェス出演と楽しみがたくさんです。あ、写真でご覧のように、相変わらず痩せてはいますが、マドンナばりの腕の筋肉が印象的でした。

以下セットリスト
Fast As You Can
On the Bound
Paper Bag
A Mistake
Anything We Want
Valentine
Sleep to Dream
Extraordinary Machine
Every Single Night
Carrion
Criminal
Across the Universe (Beatles Cover)
It's Only Make Believe (Conway Twitty Cover)

band member
Blake Mille
Amy Wood
Patrick Warren
Sebastian Steinberg
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