#p4kフェスで個人的に一番好きだったバンドTy Segall 今年3枚目のアルバム発売(笑)!
2012.08.25 14:00
サウンド的にはクラウド・ナッシングスとも重なるところのあるTy Segall。オレンジ・カウンティ出身、サンフランシスコのガラージ・シーンに所属すると言ってもいい彼は、元々ベッドルーム&ローファイで作品を発表。
今年は、初めてバンド名義Ty Segall Bandで新作 『Slaughterhouse』を発表したのだが、これが彼の作品の中でも一番メジャー感があって、スゴく良い。
ノイズも極限まで、しかしメロディも思いきりキャッチーで、ノイズと、メロディが、極限同士で引っ張り合っている感じで、聴いていてとにかく気持ちいいのだ。
『Slaughterhouse』としたのは、ザ・ストゥージズの『Funhouse』から取ったのか分からないけど、ほとんどクラシック・ガラージを聴いているかと思う瞬間も時々訪れてそれがまたいい。
今年のピッチフォークフェスでは、そのバンド体制で出演していて、ライブも素晴らしかった。オーディエンスも、サウンドの引っ張り合いがそのまま伝わったかのように、モッシュとダイブが波のように繰り返されていた。
ピッチフォークフェスでの映像はこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=Xx6alYZZGa0&feature=relmfu
http://www.youtube.com/watch?v=WFcgehnpuOI&feature=relmfu
またピッチフォークでは、AC/DCの”Dirty Deeds Done Dirty Cheap”もカバー。
http://www.youtube.com/watch?v=46Q0mewx-bw
彼はとにかく多作で、今年3枚目のアルバムを10月に発売することが決まった。このアルバムはソロ作で『Twins』。10月9日に発売で、シングル"The Hill"は、こちらから聴ける。
http://soundcloud.com/drag-city/ty-segall-the-hill