さすがジャック・ホワイト(LOVE!)。彼のレディー・ガガ批判を掲載したメディアに激怒

さすがジャック・ホワイト(LOVE!)。彼のレディー・ガガ批判を掲載したメディアに激怒

ジャック・ホワイトがイギリスの『エスクワイア』誌で「レディー・ガガの音楽はイメージだけで中身がない」と批判したという記事が昨日世界中のメディアを一斉に駆け巡りましたが、それに反発する声明文を今日ジャックがサードマン・レコーズの公式ページに掲載しました。

これがもうさすがジャックという内容で感動です(&LOVE)。以下引用。
http://thirdmanrecords.com/news/view/a-note-from-jack

「俺のレディー・ガガの発言に対してプレスが巻き起こしたタブロイド的なドラマに対して一言言わせてもらいたい。

俺は、彼女の音楽そのものについてや、彼女の曲が本物であるのかどうかということに対して疑問を呈した覚えはこれっぽちもない。

とにかくイメージを作り上げなくてはいけないという目的のためだけにイメージを作り上げることに対する欠点について話していたのであって、それを受け取る方も、自分の目の前に提示されたイメージについて特に考えることもなく、単に”クール”か”変”かだけを速攻で決めて、使い捨てすることについて話していたんだ。

それなのに、自分の発言が、まるで彼女の音楽自体を批判したかのように、変えられてしまったことが本当に気に食わない。

もし本当にドラマを起こしたと思っているなら、少なくとも、俺の言ったことを正しく引用しろよ。

ジャーナリストというのは、自分の言ったことに責任を持つべきなんじゃないのか。

とりわけ『NME』のようなメディアは、とにかく自分達のやりたいようにふたつの引用をくっつけて、自分達の都合の良いように使ったりする。

弁護士を一杯抱えているような人だったら、それを取り締まることもできるのかもしれないけど、俺は、代わりにインターネットとツイートで訴えることにするよ。

それから思うに、そうやってタブロイド的なドラマを引き起こしていると、アーティストはプレスでより語らなくなるよ。クリエイティビティについて刺激的なことを言ったりせずに、なんとなく聴こえがよくて行儀の良いことだけを話すようになると思う。

レディー・ガガにピースを。彼女が行っているゲイの権利についての活動が、物事を変えていくきっかけになっていることに心から敬意を評します。

どうもありがとう。

ジャック・ホワイト」

Esquireのサイトはこちら。
http://www.esquire.co.uk/2012/12/jack-white-first-look/
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