正確には、ウェス・アンダーソンとローマン・コッポラが監督したPRADAの香水CANDYのCMがかわいいです。
内容は、3つに分かれていて、Candyの顔に選ばれたフランス人女優レア・セドゥ(『イングロリアス・バスターズ』、『ミッドナイト・イン・パリ』)が、男の子とデートしているのですが、そこへその男の子の親友がちゃっかり現れ、自分を紹介しろという設定。もちろん彼は、「お前はあっち行け!」と言うのですが、図々しく居残って、Candyの方から自己紹介。三角関係で映画を観に行く羽目に。
2つめは、それから1週間後。彼女の誕生日に、家に帰ってみると、またその友達の男の子が勝手に家に入り込んでいて、しかも、彼女が大好きなケーキを手作りで作って持って来ているという設定。「お前殺すぞ!」と言ってすぐに出て行けと言うのですが、彼女が「私が大好きなケーキだわ。踊りましょ」と言って3人で踊る羽目に。
そして最後は、そこから1ヶ月後。そんなことしていたら、やっぱり彼女のほうが大変になって、イライラ。「3人で一体どれくらい長く付き合えるのかしら?」と。男の子ほうは、もう「気にしてない」ことになっていて、彼女が覚悟を決めて、「行くわよ」とふたり連れて颯爽と出かけて行くところ。で、終わり。
http://www.youtube.com/watch?v=OnsXlxYiH6c&feature=player_embedded
キュートで、いたずらっ子ぽくて、モダンな今時の女の子イメージでしょうか? ウェスの描く女性っていつも頼もしいんですよね。
なんとなく、ウェス・アンダーソンとローマン・コッポラが本当にひとりの女の子を取り合ってるようにも見えてきますが。