Daft Punk出た!? Lady Gaga記録的着替え回数、 MTV Video Music Awards2013。

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やはり、さすがMTV Video Music Awards。あまりに内容が濃厚でした。

Lady Gagaが"Applause”1曲を歌う中でなんと記録に挑戦か?というくらいの着替えをしてみせたことに始まり、ワン・ダイレクションがプレゼンターに出たら、Taylor Swiftをすかさずカメラで抜く。しかも、彼女の隣りに座っていたBFFなSelena Gomezが受賞という、演出したとしか思えないつかみが続き、*NSYNCリユニオン、Katy Perryのボクサールックでの野外パフォーマンス。Kanye Westが影で見せた”Blood on the Leaves”などは最もエレガントなパフォーマンスだったと言えるくらいでした。ポップ・スター達がその全キャリアをこの瞬間に掛けてるんじゃないかというほとんどオリンピック並みの集中力と超ハイテンションでパフォーマンスを繰り広げ、あまりに見所満載で、濃厚で、途中からどっと疲れが出て来たくらいでした。

Gagaは史上最高の着替え回数に挑戦しているようだったし、Katy Perryはボクサーだったし。ポップ・スターとは戦うことであるというのを象徴してようでもありました。

それでDaft Punkは出たのです!が、プレゼンターとして出ただけでキラキラの衣装でキラキラしているだけでした……。もう待ちくたびれたので、パフォーマンスを期待するのはやめましょう。

それで、この超濃厚な約2時間半の式の間で、予想外にも、一番びっくりしたのは、GagaでもKaty Perryでもなくて、Miley Cyrusでした。その場で観ていても、あまりにショッキングで、今日も最大の論争になっているのが、この写真でも分かりますか? 舌だして、お尻振ってるんです。ほとんどストリッパーにしか見えないパフォーマンスをしたのです。ストリッパーと比べるとストリッパーの人に申し訳ないくらい酷かったと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=BFt5_ba9SeI

例えばクリスティーナ・アギレラだって、ブリトニー・スピアーズだって、アイドルから、大人のアーティストになる時に、セクシー路線を打ち出すというのは、これまでにもあったことだと思うのですが、彼女のパフォーマンスはセクシー路線というのとはまったく別物でした。そういう意図がまるでなくて、単にばか騒ぎしているようにしか見えませんでした。そのどう思われても「関係ない」という態度に方向性が特に見えないし、それは、彼女自身がせっかく作った作品への侮辱だと思うし、ファンへの侮辱でもあると思いました。唯一意図があるとすれば、自己破壊でしょうか? または、今日Gagaも、Katy Perryも抜いて最大の話題になっているので、話題になりたかったのでしょうか??

とにかく、唖然。

そんな瞬間に比べると、非常に小さいことですが、プレゼンターとしてヴァンパイア・ウィークエンドがとって付けた様に出て来て気付いたこと。あれっ?今年ってベスト・ロック・ビデオの発表もなければ、パフォーマンスするバンドもひとつもないじゃん、ということ。恐らく気付いている人すらいないのかもです。それが今のポップ・シーンにおけるロックの位置かもです。でも、Miley のパフォーマンスを観た後では、それくらいの距離があってむしろ良かったかもとすら思えました。

詳しくは、ロッキング・オンのほうで報告させていただきます!

Photos by Getty/MTV
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