Gotchツアー初日を観た!


今日が初ライヴのGotchバンドは、ツワモノ揃いだからそりゃいいグルーヴ生んでいるし、でも最初の最初だから初々しさもあるし、お互いに探り探りの部分も残っているし、それも含めてものすごく新鮮で心地よかった。お揃いのスーツを新調しちゃうあたりも、いいよね。ゴッチのMCも、フレンドリーというか、ボヤキ炸裂というか、オッサン節というか、床屋談義というか(笑)、いつも以上に距離が近くて、ソロをやることについて一生懸命「アジカンが嫌になったわけじゃない」とかフォロー入れているのも面白かった。わかってますから。

もちろんアルバム『Can't Be Forever
Young』からの曲が中心なんだけど、なんとニール・ヤングのカヴァーやったりもして、それもまたハマっていた。音源以上にライヴだと洋楽感が強いというか、ゴッチのルーツがダイレクトに表現されている感じがして、だからリファレンスは見えるしものすごく洗練されているのに、それが完全にゴッチの肉体を通して鳴っていて、近くて遠いような、なんか不思議な感覚だった。ゴッチも「洋楽バンドの初来日公演ってこんな感じなのかな」とか言っていたけど、確かにいつものアジカンのゴッチとは違うゴッチ、という意味では、観ているほうにもちょっとした緊張感があった。

終演後に本人に「曲名出してもいいですから」と言ってもらったんだけど、さすがにここからスタートなので、ディテールを書くのはやめておきます。6月にまた東京に戻ってくるので、その時また観に行こうと思います。