テスラは泣かない。のメジャーファーストミニアルバム『ONE』。進化がはっきりと刻まれた力作。
リード曲“国境はなかった“のミュージックビデオが公開になったが、ここで歌われている「国境」とはなにか? じつはそれが『ONE』全体を貫くテーマともなっている。
テスラは泣かない。って、ライヴ観るたびにすごくユニークなバンドだなと思う。サウンドも、メンバーの佇まいも、なんかちょっと違う。飄々としているようで熱く、知性派のようでエモーショナル。それがいいところでもあるのだが、同時にわかりにくいところでもあった。
『ONE』はテスラ自身が、そんなテスラの個性とユニークネスをきっちり対象化して、それをちゃんと「伝える」ことができるようになった作品だと思う。だから今までとは段違いにメッセージが刺さるし、心が動く。
2月28日発売のJAPANで、村上学(Vo・G)にインタヴューしました。かなり突っ込んで語り合いました。上の“国境はなかった”もすごいけど、じつは全曲やばいです、今回の『ONE』。