ソールドアウトの渋谷WWW、とてもとても眩しかった。
Halo at 四畳半の音楽は、単に物語を描くだけでも、思い出をなぞるだけでも、メッセージを伝えるだけでも、景色を描くだけでもない。そのすべてを投入してひとつの世界を生み出すような大きさをもっている。
作品に固定されたその世界が、ライブの場でいきいきと動き始め、広がっていく。だから、歌で具体的に描き出される風景や思いと一緒に、ドラムのビートに感情の波を感じたり、ギターのフレーズに吹き渡る風を感じたりする。
想像力によって生み出された世界=イノセントピアが、お客さんと交わることで実体を手に入れていくような、ダイナミックなライブだった。
Halo at 四畳半の初ワンマンを観た
2016.05.14 21:29