「モチを投げます」ツアー最終日、Zepp DiverCity。ほんとにモチを投げていたくるり、すばらしかった!
くるりの15年の軌跡がちりばめられたセットリスト。5人編成でさらに広がった“ブレーメン”、ここからさらに転がっていくという宣言に聞こえた“ロックンロール”、ドラムのBOBOが「お台場の街に出てきませんでした〜」と歌うという謎のネタを挟んでの渾身の“東京”。いろいろ思い出して涙ぐんだり、興奮してステップを踏んだり、心が忙しい2時間だった。
岸田は「くるりは回るんです。ローリングストーンズなんです」と言っていた。やけにハイな彼のMCが、いまのくるりの状態のよさを物語っていた。状態のよさというか、よくなるに違いないという確信か。もう思う存分転がっていただきたい、と思った。