plenty、春のワンマンツアーファイナルを観に、Zepp Tokyoに行ってきた。中畑大樹・ヒラマミキオとの4人のグルーヴもしっかり鍛え上げられていて、ひとつひとつ音に迷いがなかった。江沼の歌にも、まっすぐどこかを見据えるようなタフさがあったし、何より江沼、やたら楽しそうだった。すごいすごいと感動しているうちに、あっという間にライヴは終わっていた。アンコール含めて2時間半ほど。ものすごく濃密だった。

アンコールで、江沼から長めのMCがあって、そこで現在の4人体制がこのツアーと5月のフェス出演で最後となること、そのあとはドラマーを入れて、再びバンドとして前に進んでいくことが語られた。インタヴューなどでも前々から江沼は「バンドになる」と言ってきたけど、それがいよいよ具体的になっていく。どんなメンバーが入るのか、ライヴはどんな体制になるのか、そのへんはまだこれからという段階らしいけど、とにかく期待して待ちたい。そのMCの後に演奏された”傾いた空“と“蒼き日々”、力強さが違って聞こえた。

終演後のふたりもこのやりきった表情。新田のMCもよかったなー。