ＵＮＩＴでダイナソー・パイル‐アップのライヴを観てきた。
イギリス出身というのに、ＵＳオルタナ／グランジの魂を正しく受け継ぐこの３ピース。
ディストーションがゴリゴリに効いていながら、実はかなり爽やかでポップなメロディがすっと入ってくる楽曲を連発する様はとにかく潔い。
途中「昨日、納豆を初めて食べたよ。マイク(Dr)は気に入ってたけど、自分はイマイチ。やっぱ日本食は寿司が好きだな」とヴォーカル／ギターのマットが話していて、心の中で「誰か納豆巻きを教えてあげてくれ！」と叫びながらそれを聞いていたのだが、それ以外はほとんどＭＣもなく、淡々と曲を演奏していく感じもかっこいい。
必要なものをすべて削り落とし、とにかく最高のパフォーマンスをするのみ。
彼らのそんな強い思いが迸る激熱のライヴだった。
ちなみに現在発売中のロッキング・オン11月号（表紙：フー・ファイターズ）に彼らのインタヴューを掲載しているので、こちらもチェックしてください。（内田亮）
