The Scriptのライヴを観た

The Scriptのライヴを観た

金曜日に赤坂BLITZでザ・スクリプトの6年ぶりとなる来日公演を観た。
本国アイルランドおよびUKでもUSでも破格な成功を収めているバンドだけに、貫禄あるステージはさすが。
何度もコール&レスポンスを客に求めては、誰もが楽しめるように会場の隅々までしきり気配りしていた(というか実際にヴォーカルのダニーは何度もステージから降りてきては、最後はファンに揉まれながら会場の後方まで進んでいたし)。
と同時に、日本ではブレイクし切れていないことに対しても非常に自覚的で、なんとかこの国でやってやる!という、彼らの新人ばりのハングリー精神もがんがん伝わってきたのが印象的。
最近、海外と日本における成功の差が激しいバンドが多く、わりと日本のマーケットをないがしろにしているアーティストも目立つが、彼らはこれからジバジバとこの国におけるプレゼンスを高めていくだろう。
実際に夏に絶対に戻ってくる、と宣言していたし。
国内盤がリリースされているデビュー作のキラー・チューン"The Man Who Can't Be
Moved"で巻き起こった圧巻の大合唱を聴いて、ますます彼らの今後が気になった。(内田亮)
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