昨日7月10日、アウル・シティー3年ぶりのアルバム『モバイル・オーケストラ』が
世界同時リリースされた。
もう聴きましたか? というか、今週末ぜひ聴いてほしいアルバム。
メロディ―・メイカ―としての才能によって、多くのアーティストとコラボレートし、
それによって音楽性やサウンドをスキルアップさせてきたが、
そうした進化のひとつの到達点のような素晴らしい作品。
マイスペを中心にインディー活動を行っていた頃、
彼が作った自主制作盤は『Maybe I'm Dreaming』だった。
今やラップトップ一台で生み出した彼の魔法のポップミュージックが、
世界中のリスナーに届き、音楽という夢をみさせているという現実に感動する。
アロー・ブラック、ハンソン、ジェイク・オーウェン、サラ・ラッセル、ブリット・二コールと
コラボレーションでも多様性を発揮している。
SEKAI NO OWARIとのコラボ曲“トーキョー”、そして1曲目にオーケストラの調音みたいな音がSE的に使われた曲が、日本盤のボーナス・トラックとして入っているのが嬉しい。
この開かれた新作についてアダム・ヤング自信が語っている
最新号ロッキング・オン8月号インタヴュー、読んでください。
過去のジャケット写真を見比べてみると面白いが、風景がどんどん目線が上に変化していっていて、ついに今作では宇宙的などこかの惑星に着陸しているのがなんとも面白い。



『モバイル・オーケストラ』がフジロックのグリーンステージで鳴り響くのが、
もう、楽しみでしょうがない!(井上貴子)