かぁー、何度観てもこの人たちのライヴは最高!
フロッギング・モリーの来日公演を観に、リキッドルーム恵比寿へ。
アイリッシュ・パンクのスタイルを基本としながら、写真の最新作『フロート』は全米4位を記録する、そういうバンドになった。
リキッドのライヴフロア手前のラウンジで、ビールサーバー4台がほぼフル稼働しているのを初めて見たが、それでも追いつかず列がとんでもないことになっている。まあ、ここに来ている人はフロッギング・モリーのライヴが何であるのかをみんな分かっている。
ライヴはベストとも言うべき鉄板のセットリスト。前回のツアーで東京に来たときにヴォーカルのデイヴ・キングと、フィドルのブリジット・レーガンは東京で結婚式を挙げたが、本当に日本が好きなんだろうなあというのが伝わってくる。
そういやパンクスプリングで来日していたNOFXのファット・マイクも、早くから日本入りしていたフロッギング・モリーのメンバーと飲んだらしい。
この人たちのライヴを観ていると、あまりにも悲しいから笑うんだし、あまりにも悲しいからビールを飲むという、そんなことがいつもなんとなく頭をよぎる。
明日、日本を発つ彼ら。そこには本当に名残惜しそうな表情が見えた。(古川)