ドン・ブロコ=UKシーンが生んだ多ジャンル魔改造型ロック ―― 痛快で獰猛なサウンドに「新時代の旗手」の風格が漂う理由とは?

ドン・ブロコ=UKシーンが生んだ多ジャンル魔改造型ロック ―― 痛快で獰猛なサウンドに「新時代の旗手」の風格が漂う理由とは? - rockin'on 2022年1月号 中面rockin'on 2022年1月号 中面

「俺たちの場合は『こういう音楽を聴く奴は除け者にする』みたいな感じもなくて、常にいろんな音楽が混ざってたんだ。全部やってみたかったし、大好きなバンドを片っ端から真似したいと思ってた」


多彩なジャンルの中からストロング・ポイントだけを抽出&合体させたような、稀代のロック魔改造感。

しかし、一方でその楽曲群は、「雑食性ロック愉快犯」の域を逸脱した圧巻のスケール感と切迫したメランコリアを確かに宿している――。前作『テクノロジー』でUK初登場5位&1億回ストリーミングを実現した、UKシーンの異形の旗手=ドン・ブロコの4thアルバム『アメイジング・シングス』。

曲ごとにビースティ・ボーイズリンキン・パークなど先人のテクスチャーをサンプリングばりの再現度で盛り込みつつ、それらすべてをダイナミックな音像へと編み上げる表現は、紛れもなく「今」の不屈のリアルに貫かれたものだ。 
 
ちなみに、'17年のONE OK ROCKツアーで初来日を果たした縁で、今作の日本盤ボーナス・トラック“アクション”('19年シングル曲)にはゲストのひとりとしてONE OK ROCK・Takaも参加。次なる台風の目の素質は十分に備えたドン・ブロコ、その根幹をロブ・ダミアーニ(Vo)に訊いた。(高橋智樹)



ドン・ブロコの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』1月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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