現在発売中のロッキング・オン1月号では、マルーン5の来日に合わせたロングレビューを掲載しています。
以下、本記事の冒頭部分より。
文=小池宏和
12月初頭、いよいよ最新ワールドツアーの一環として東京ドーム(12月3日、4日)と京セラドーム大阪(12月6日)で来日公演を繰り広げるマルーン5。今回が初のドームツアーとなる彼らの来日公演は、2019年の東京ドーム一夜限りのライブ以来。さらに遡ると、2015年のツアーでは大阪公演がスケジュール上の問題発生により中止となっていた。
毎度のアルバムリリースをフォローするタイミングで来日してくれるマルーン5ではあるけれども、バンド側としても日本のリスナーとしても、今回のドームツアーに向けて募る思いはあるだろう。チケットはすでに全公演がソールドアウト(本稿執筆時点では追加席販売が開始)ということで、熱い盛り上がりの予兆をひしひしと感じる。
そこで今回は、マルーン5の魅力をあらためて検証してみたい。いや検証するも何も、彼らは2002年のデビュー以来(そう、20周年なのだ)、ずっとトップクラスの支持をキープし続けてきた勝ち組バンドだし、手にしてきたアワードも3度のグラミー含め数知れず。もはやファンの愛に理由付けなど無用、と思われるかもしれない。
しかし、マルーン5は知れば知るほど特異なバンドなのである。逆にその特異さこそが、トップアーティストとして活躍し続けることを可能にしているのだ。(以下、本誌記事へ続く)
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