ドリーミーでゴシックなエレクトロポップの新星:ユール、登場! 日本のサブカルをはじめ、大好きな音楽やアニメ、そしてルーツまでを語る

ドリーミーでゴシックなエレクトロポップの新星:ユール、登場!  日本のサブカルをはじめ、大好きな音楽やアニメ、そしてルーツまでを語る - rockin'on 2023年10月号 中面rockin'on 2023年10月号 中面

【今月の気になるあいつ】 ユール

1997年にシンガポールで生まれ、現在LAを拠点に活動するノンバイナリーのアーティスト、ナット・チミエルのソロプロジェクト。14歳で楽曲制作を始め、メランコリックで独特のサウンドに加えドリーミーでゴシックなビジュアルアートや世界観で注目を集め評価されている。2023年にニンジャ・チューンに移籍し、9月にサード『softscars』をリリース予定。


現在発売中のロッキング・オン10月号では、「気になるあいつ」にてユールを掲載しています。本記事の一部をご紹介。



●出身地であるシンガポールという国は、あなたの人格形成にどのような影響を与えましたか?

「ダイレクトに影響を受けてると思う。10代の頃は家からほとんど出なかったんだよね。家でPCいじったり本を読んだりしながら自分の周りにある世界を理解しようとしてた。それが、シンガポールの外に出て色んな都市に住むようになってからは徐々に変化していって。私の中でのシンガポールのイメージを一言で表現するなら“サイバーパンク”。東京以外にも、香港とかソウルみたいな都市に行くと自分の育った場所に似てるなあって……高層ビルが建ってて、どこに行ってもスクリーンや電飾がキラキラしてて、色んな情報が目に飛び込んできて圧倒されちゃう。でもロンドンに住むようになって初めてそれが特殊な環境だって知ったんだよ。だから最初に『AKIRA』とか『鉄男』とか観たときに、超わかる!って思ったんだよね。『新世紀エヴァンゲリオン』でエヴァが発動するシーンとか、シンガポールの船のコンテナに似てるなっていつも思う。シンガポールって巨大な港湾都市だから、まさにサイバーパンクの世界がそのまま現実になったようなもので。それに自分自身が魅了されてるのもあるし、自分の作品と環境が連動してるところもある。ロンドンの外にいるときはサイバーパンク的な部分が前面に出てくるし、逆にロンドンに戻るとゴスだのルネサンス的なモードになったり」
(以下、本誌記事へ続く)


続きは、『ロッキング・オン』10月号で! ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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●8月号『60年代ロックアルバム100』特集と9月号『70年代ロックアルバム150』特集もあわせてお楽しみください。
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