リアム・ギャラガー&ジョン・スクワイア ―― 世界は、ロックは、このふたりを待っていた! UKレジェンドの邂逅は2024年のロックに何をもたらすか?

リアム・ギャラガー&ジョン・スクワイア ―― 世界は、ロックは、このふたりを待っていた!  UKレジェンドの邂逅は2024年のロックに何をもたらすか? - rockin'on 2024年3月号 中面rockin'on 2024年3月号 中面

昨年末からお互いのSNSでティーザー音源や映像を頻繁にUPし、ファンを散々じらしていたリアム・ギャラガージョン・スクワイアの初コラボアルバム。年明け早々の1月5日、このマンチェレジェンドふたりのデビューアルバムからの1st先行シングル“ジャスト・アナザー・レインボー”がついに公式リリースされた。

初期ローゼズのサイケデリア・ミーツ・インディロックなヴァイブを即座に想起させる今回の新曲は「ポップアクトでなくば、人にあらず」な昨今のシーンに不満を抱いていたロックリスナーたちの耳を直撃したようで「ジョン・スクワイアのギターとリアの必殺ボーカル、これ以上何が必要なんだ?」「コンサバなポップミュージックばかりの今のシーンを吹っ飛ばしてくれるような曲」「これを待ってたんだよ! 今のキッズたちに本物のR&Rとはどういうものか教えてやろうぜ」等々、世界中から歓喜のリプライが殺到! 

今回のコラボ作のきっかけは、昨年初頭にスクワイアがリアムに3曲のデモテープを送ったのがそもそもの始まり。16歳頃から熱烈なローゼズ信者だったリアムは憧れのスクワイアが再び曲を書いていることに大興奮! 以後ふたりは頻繁にメールのやり取りを始め、この後リアムが英北部マックルズフィールドにあるスクワイアの自宅スタジオを訪れ初めてボーカルを録音→これがきっかけで本格的なコラボセッションに発展。ふたりはその数ヶ月後にロサンゼルスのスタジオを訪れ、3週間で10曲をレコーディングしたらしい。

アルバムのプロデュースはリアムのソロ転向後のキャリア大復活!のキーマン=グレッグ・カースティン。カースティンはアルバムでベースやピアノも弾いているらしく、ドラムはアトムス・フォー・ピース等の参加でも知られるジョーイ・ワロンカーが担当。

最近のふたりの発言によるとアルバムのリリースは「3月1日」で、ツアーは「3月~4月」とのこと。近々ふたりにインタビューできそうな気配になってきたので、アルバムの更に詳しい情報+ふたりの近況は本誌次号でお届けできると思います。お楽しみに♪ (児島由紀子)



リアム・ギャラガー&ジョン・スクワイアの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』3月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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