クーラ・シェイカー:盟友ジェイ・ダーリントンの帰還で25年ぶりにオリジナルメンバーが揃った最新作『ナチュラル・マジック』を、クリスピアンが語り尽くす!

クーラ・シェイカー:盟友ジェイ・ダーリントンの帰還で25年ぶりにオリジナルメンバーが揃った最新作『ナチュラル・マジック』を、クリスピアンが語り尽くす! - rockin'on 2024年3月号 中面rockin'on 2024年3月号 中面

現在発売中のロッキング・オン3月号では、クーラ・シェイカーのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。



「ジェイって奴は本当に、ものすごく……素晴らしい意味でマッドな人なんだ。
だからだと思う、僕たち4人が本当にウマが合うのは。それくらい全員がお互いのユーモア感覚をしっかり理解していて、同じ物事に対して大笑いする」


●6年ぶりの新章となった前作から2年で新作が完成しました。この2枚は地続き〜スピリチュアルな兄弟のような関係にあると思いますか?

「もちろん! 僕たちのアルバムには常に共生的な繋がりがあるからね。前作は2枚組で非常にシアトリカル、お芝居めいたコンセプトがあった。対して今作はツアー中に書かれたもので、ほとんどカルマに近い、自然なリアクションがある。いわば『ホワイト・アルバム』に対しての『リボルバー』というか、前作は2枚組で楽曲の尺も長く拡張型、そして今作は一種ポップのルーツに回帰している、と。ツアー中に曲を書くというのは、まだそれらを聴いたことのないオーディエンス相手に演奏するってことだし、2、3分で彼らから反応を引き出さなくちゃならない。だから新作レコードには切迫感があると思うし、そこに自分たちの初期も思い起こすんだ。まだ駆け出しの前座バンドに過ぎなかった頃はこちらを知らないお客さん相手にプレイしたわけで、30分しかもらえないから短い時間に多く詰め込んだし、アプローチに関してもダイレクトだった。このアルバムも、そういう意味でもっとダイレクトになっている」

●今から1年ほど前(22年12月)にジェイはライブの場でクーラに復活しました。あなたは「いつかその日が来るだろう」と思っていましたか。それとも唐突な驚きだった?

「06〜07年の再結成でも、また彼と音楽を作りプレイしたいとみんな思っていたんだ。ところが彼は当時オアシスとツアーに出ていて、要するに別の人生を送っていた、他の誰かと結婚していた、と(笑)。あの時点ではああする以外に選択肢はなかったし、別の向を探ることにしたわけだけど、22年後半にハリー(・ブロードベント/key)が短期USツアーに参加できない事態になってね。どうにも無理ということで、僕たちも弱り果て、実存の危機に陥った。で、僕たちに思い浮かんだのは唯一ジェイだけだったし、連絡をとったところ彼は『ずっと待っていたよ。きっと君たちから電話がかかってくるだろうと思っていた』と」
(以下、本誌記事へ続く)



クーラ・シェイカーの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』3月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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