企画『私が選ぶニルヴァーナのベストソングはこれだ!』投稿紹介の第3弾! ロッキング・オン5月号ニルヴァーナ特集は好評発売中
2024.04.24 19:00
4月6日(土)発売のロッキング・オン5月号は、ニルヴァーナ特集!
カート・コバーン没後30年を迎えた今、彼らの歩んだ7年間の軌跡を1年ごとに辿ったニルヴァーナクロニクル、当時のメンバーとプロデューサーによって明かされる名盤『イン・ユーテロ』の真実を大特集します!
そして本特集に伴い、アンケート企画を開催しました。
本日は投稿いただいたニルヴァーナのベストソング紹介第3弾! 早速ご紹介していきます。
『ブリーチ』
●“ブルー”
「1990年頃、輸入盤で初めて買ったファーストアルバム『ブリーチ』の1曲目。すべての始まり。ダルダルで分厚いベース。そこにひきつけを起こしたようなハウリング。即死。ギザギザのギターサウンド。呪文のようなメロディがギターとユニゾンする。
ぶっきらぼうで苛立ちを吐き出したかのようなボーカル。雑味まみれだが嘘が一つもなく、そのすべてが心に突き刺さった。パンクでありサバスでありビートルズ……或いはどれでもなくニルヴァーナだった。結局この曲に戻ってくる」(屍エージロウ屍さん)
●“ダウナー”
「35年前に衝撃を受けた曲。退廃的で暴力的、陰鬱感、疾走感もあって既にニルヴァーナの世界観が出来上がっている」(匿名希望さん)
『インセスティサイド』
●“スリヴァー”
「イントロから衝撃が走り、サビはキャッチーで鬱な気分がどっかにいってしまう。サビの歌詞が全然大したこと言ってなくて繰り返しているだけだけど、カートの少年時代を連想し胸が締め付けられる。あとはMVが凄く好きで、特にフランシスのダンスが可愛いです」(アベノ姓名さん)
●“アニュウリズム”
「斬新でスリリング」(のりーさん)
「ニルヴァーナらしさがギュウギュウに詰まって凝縮されてる曲」(リョーさん)
「終始不穏で攻撃的なサウンドが当時20歳前後の鬱屈したガキだった私にグッサリとぶっ刺さった。イントロとヴァースとコーラスが別の曲みたいで展開がドラスティック。とにかく全てが素晴らしい。
この曲を聴いてニルヴァーナが結構好きなバンドから人生の重要バンドに変わった。ありがとうございます」(鯖大好きっ子さん)
『ネヴァーマインド』
●“カム・アズ・ユー・アー”
「聴くと涙が出てくるから」(みそさん)
「余計な音が削ぎ落されたギターイントロ、カートのクールで熱いヴォーカルの後にいよいよ彼のシャウトが爆発するかと思いきや爆発したのは歌メロをなぞるギターソロ。
彼の死後に作品を聴いた際、本来の文脈上での意味とは違うのだろうけど《No, I don’t have a gun》という文法上は余りにわかりやすい歌詞がそのまま入って来てしまってやりきれなくなったりもしました。
一番好きなニルヴァーナの曲と本当に断言出来るかが自分でもわからないのですが、特別な1曲であることは間違いありません」(isakanaさん)
●“ラウンジ・アクト”
「後半パートのカートのシャウトが最高に気持ちいい」(DAI DAIさん)
●“サムシング・イン・ザ・ウェイ”
「ブレイク後、CD屋さんに大量に入荷してニルヴァーナコーナーが出来てたのを思い出しました。リリース後1年かけてビルボードチャートの1位になったという事で雑誌でガンズ・アンド・ローゼスと比較されてましたね。3枚と1枚を、長年聴いてきました。世代なので何百周も回ってます。
当時はガンズ・アンド・ローゼスからニルヴァーナへ乗り換えて、ニルヴァーナからソニック・ユースやらハードコアやらピクシーズやらヴァセリンズ、R.E.M.を聴く事ができました。自分にとっては楽しい分岐点的な存在でした。“サムシング・イン・ザ・ウェイ”は今でも聴ける曲の一つです」(パンケーキさん)
『イン・ユーテロ』
●“ペニーロイヤル・ティー”
「私にとって一番心に響く曲です」(Shin-ichi Kawanoさん)
●“ギャロンズ・オブ・ラビング・アルコール・フロー・スルー・ザ・ストリップ”
「自分の精神がニルヴァーナを欲している時に、この曲が一番くるから。カートの痛みを随一感じる曲」(燦さん)
●“オール・アポロジーズ”
「曇り空が似合う曲。何者にもなれるかもしれないし、なれないかもしれない……モヤモヤした、スッキリしない現状。身の丈に合った1曲」(it22さん)
「最後の《All in all is all we are》というところにカートの心の底からのメッセージを感じさせるし、感動させるロックが創り出されていると思うから」(にわとろさん)
当アンケート企画の回答期間は終了しておりますが、次回も引き続き頂いた投票を紹介していきます!
『rockin'on』5月号のご購入は、お近くの書店または以下のリンク先より