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    ゴート・ガール:UKロック新時代を今なお牽引するバンドが大覚醒! 躍進のサード『Below The Waste』について直撃

    ゴート・ガール:UKロック新時代を今なお牽引するバンドが大覚醒!  躍進のサード『Below The Waste』について直撃 - rockin'on 2024年7月号 中面rockin'on 2024年7月号 中面

    現在発売中のロッキング・オン7月号では、ゴート・ガールのインタビューを掲載!
    以下、本インタビューの冒頭部分より。



    「確かに意識的にもうちょっと両極を目指したし、曲がヘヴィになったらとことんヘヴィにしたいと思った。
    このままだと重過ぎるから和らげなくちゃ、と手加減する気が起きなかったというか」


    ●GG(ゴート・ガール)の音楽はロンドンの街路やディストピアな雰囲気を感じさせるものですが、今回レコーディングに使ったアイルランドの自然に感化され、その場で書いた曲もあるのでしょうか? 

    ロッティ(Vo/G)
    「アイルランドに行った時点では、曲は変化可能な段階でガチッと固まっていなかった。最初に作ったデモをそっくりそのまま再現しようとしたわけではないし、置かれた環境にインスパイアされるところは自分たちには確実にある。アイルランドではもっと自然に近くて、自然と結びついている感覚になる。その近さを通して、自然の活用の仕方を発見したっていうのかな? それは今回の作曲プロセスの一部でもあって、私たちは一時的にロンドンを離れ、英国の田舎で曲を書くことにした。そこで近くにいた動物の鳴き声を録音したり(笑)、ほんと、何もかも利用した。ロンドンにいるとどうしても、指定されたエリアか周縁部にしか自然が存在しない。そんな風にやや歪んだ、不自然な関係性というのは、このアルバムが扱う内容の一部を代弁していると言えると思う」

    ●音作りを始め、あなたたちの息遣いや動きや空間がもっと感じられる自然体な作品なのも魅力です。以前よりスタジオでリラックスできましたか?

    ロージー( Dr)
    「うん。これまでの歳月を通じて自分たちに対する自信も強まったし、特に今作は共同プロデュースで臨んだから、物事のコントロールに関して――以前だったら、音源に残ったブレス等を誰かが消去してしまうこともあったと思う。ところが今回の私たちは『いや、それはそのまま残して!』みたいな。プロデューサーの役目を手にしたことで、私たちはそういった欠点や、ちょっとおかしな部分をキープすることができたんじゃないかな?」

    ホリー(B)
    「ボーカルはすべて自分たちで録音した。ロッティはリードボーカルをひとりで録ったし、他人を意識せずに彼女も本当にのびのび歌えた。バッキングボーカルの録りも3人だけでやったから、色々と実験できてプレッシャーもなかった。これまでより時間とプライバシーがあったし、おかげでひとつひとつの要素をどう響かせたいかじっくり考え、本当に自分に素直になれたんじゃないかと思う」
    (以下、本誌記事へ続く)



    ゴート・ガールの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』7月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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