現在発売中のロッキング・オン2月号では、フリコのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
●24年はフリコにとってどんな年でしたか?
ニコ「すごく楽しかった! 忙しくて疲れるところもあったけど、本当にエキサイティングだった」
●ツアーもかなりパンパンの日程のようですが、楽しめていますか?
ニコ「たしかにシカゴに戻りたい気持ちもあるんだけど、この瞬間を全部味わい尽くそうと思ってる。とくに日本や中国みたいな、それまで行ったことのない場所に行けたからね」
●フジロックで印象に残っていることはありますか?
ニコ「間違いなく僕の人生のなかで最高の週末の一つだったよ!」
デイヴィッド「シュールに思えるくらい、本当にぶっ飛んだ体験だったよ。だって、ほんの1年前はシカゴの地下の小さいところでプレイしてたのに、急に1万人の前に立つことになったんだから」
ニコ「コーガン(・ロブ/G)はあれがギタリストとしてのデビューだったんだよね」
●フリコのライブはエモーショナルな要素がすごくありますが、どういうところを大切にしていますか?
ニコ「僕たちのライブはちょっと特殊だと思うんだよね。というのも、決められたことをこなすように演奏するバンドもいると思うんだけど、僕たちは常に特別な何かをこめたいんだ。たとえば、デイヴィッドがクレイジーなことを突然始めると、ベイリー(・ミンゼンバーガー/Dr)がそれに応えてくれる。そういう関係性の上で成り立っているんだよ」
●いまの4人編成になって変わったことはあるのでしょうか。
ニコ「2ピースや3ピースのときよりも、サウンド面でも感情面でも間違いなくエネルギーが増したよね。それに、以前のようなエネルギーをキープしつつも、いまはアンビエント的な部分を入れて静かな瞬間も作れるようになったことで、よりダイナミックになったと感じるよ」
●とくにプレイしていて感情が高ぶる曲はありますか?
ニコ「“Where We've Been”が一番エモーショナルに感じるね」
デイヴィッド「僕は“Cardinal”をニコがプレイするのを見ているとぐっと来るものがあるね。すごく正直なエネルギーが感じられるから」
●デビューアルバムは大きな評価を得ましたが、リアクションの大きさをどう受け止めていますか?
ニコ「クレイジーだったよね。とくに日本のSNSでの盛り上がりは本当にすごくて、いったい何が起こってるんだ?って感じだった。それでこうしてワールドツアーにも出られるようになったし。日本に来るのが大好きだから、毎年でも来たいよ。早くスタジオに戻って新作に取りかかりたい気持ちもあるんだけどね」
(以下、本誌記事へ続く)
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