現在発売中のロッキング・オン7月号では、オフスプリングのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「パンクなんてやってるからには牙を剥くのなんて朝飯前なわけさ(笑)。とはいえ、人生『心配すんな、大丈夫だから」って言ってもらいたいことだってあるだろ? その人間的な弱さは、以前の自分だったら出そうとはしてなかった」
●昨日のライブ、すごい盛り上がりでしたね! 映像や舞台演出に驚いたんですが、あれはメンバーもアイデアを出してるんですか?
「えーっと、今回のアルバムっていつぐらい前に出たんだっけ。はるか大昔の出来事のように思えるけどな(笑)。要するに、それぐらい前からこの世界観にガッツリ取り組んでるわけだよ。まずは手始めにアルバムのアートワークを土台にしていくわけさ。
それで言うなら、今回の『SUPERCHARGED』のジャケットが相当気に入っててね。頭上から稲妻のような電流を受けて感電した骸骨っていう。この電気ショック的なイメージが最高だと思って、今回のステージのセットやコンセプトにも応用しようってところから始まってるわけさ。
まあ、最初のスタート地点としては『SUPERCHARGED』のジャケットだね。あれを踏み台にさらに発展させていきつつ、曲ごとに演出を考えていったよ」
●今回の演出の一番の見せ場は?
「そんなの昨日のライブを観たら一目瞭然だろうよ! なんたって、あの空気で膨らませた巨大な2体の骸骨だよ。すべてが映像主体でデジタル化されてる現代だからこそ、あえて形のある実体の物による演出をブチ込むのがクールだと思ってね。デジタルに対抗しての風船人形って、発想としてはだいぶ飛躍してるかもしれないけど、逆にぶっ飛んでて面白いと思ってね」
●とはいえデジタルの映像も相当凝ってましたし、笑えました。
「だろ(笑)!」
●アルバム『SUPERCHARGED』で、歳を経た今だからこそ作れたと思う曲はありますか?
「おお、なるほど、そう来るか、面白い。っていうのも、今回のアルバムの中には昔の自分だったら絶対にこれは書けてなかっただろうなって曲が何曲かあるんで。“Make It All Right”なんかまさに良い例だよ。そもそもパンクバンドなんてやってるからには牙を剥くのなんて朝飯前なわけさ(笑)。それこそ世の中はクソだのインチキだの、政治なんて腐ってるだの、お前ら全員クソだって方向に簡単に流れがちであり……」
(以下、本誌記事へ続く)
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