ロッキング・オン12月号、無敵のロックンロールを鳴らし続けるフー・ファイターズ――来日公演初日に語られた独占インタビュー

ロッキング・オン12月号、無敵のロックンロールを鳴らし続けるフー・ファイターズ――来日公演初日に語られた独占インタビュー
ロッキング・オン12月号の表紙はフー・ファイターズ! キャリア30周年を記念した今回の巻頭特集では、来日公演の初日に実施された、世界的にも超貴重なインタビュー&メンバー全員の撮影が実現しました。

3人ずつに分かれて行われた本インタビューでは、各メンバーが和気あいあいとした雰囲気の中で、バンドでの最高の瞬間やロックバンドとしての使命感が熱く語られています。

そんなインタビューの一部を少しご紹介。



――まずは30周年おめでとうございます。デイヴがこのバンドを単身で立ち上げたのが1994年、デビュー作を出したのは1995年のことでした。当時、こんな未来を迎えることを想像していましたか?

デイヴ・グロール いや。なにしろ自分がフー・ファイターズ以前にやってきたバンドって、どれもせいぜい3年とか4年くらいの短命だっただろ? ニルヴァーナがあまりにも早く終わってしまったから、フー・ファイターズを始めた時は、とにかく長くやっていくことを目標にしてた。ニルヴァーナが終わって途方に暮れてたし、あまりにも悲しくて完全に心が折れていた。いろんな人から『うちでドラム叩かない?』と声をかけてもらえてはいたけど、他のバンドでドラムを叩くのは切なすぎて無理だった。

ただ、俺はニルヴァーナとは別に、その何年も前から一人で曲を作って、楽器も全部自分で演奏し録音していたりもした。純粋にクリエイティブな遊びとしてね。で、そんなことを何ヶ月もずっと一人でやってるうちに光が見えたというか『せっかくだからこの音源をカセットにしてみんなに配ろう』という気になって、ついでにCD化してもいいかもな、と考えるようになった。ただし自分の名前は出さず、フー・ファイターズって名前でいこうと考えたんだ。昔、ポリスのスチュワート・コープランドがクラーク・ケント名義で作品を出してたのを参考にしてさ(笑)。

そんな頃、ちょうどパット(・スメア)も自分もバンドをやっていなかったし、ネイト(・メンデル)と初代ドラマーのウィリアム(・ゴールドスミス)もサニー・デイ・リアル・エステイトが解散したあとで宙ぶらりん状態だった。いわば俺たち全員が「本来ならもっと続いていくべきだったのに早すぎる終わりを迎えたバンド繋がり」だったから(笑)、これを機にこのメンツでやってみようってことになったんだ。とはいえ、先々のことなんて考えてなかったし、4ヶ月先どころか、当然1年後も、2年後も、ましてや10年後のことなんてまったく考えてなかった。ただ今週はこれをやって来週はあれをやって、と続けてきて気が付いたらここまで来てたというだけで、始めた当初は誰一人としてここまで長く続くなんて予想してなかったはずだよ

――初期的な動機はあくまで純粋な表現欲求のみだった、と?

デイヴ そう、ただただ音楽をやりたかった。本当にそれだけだった。自分にとって音楽は生きることであり、人生そのもの。だからこそ、過去の暗い出来事を引きずるようなものにはしたくなかった。過去よりも希望とか命とか、そういうものを祝福するようでありたかったんだ。ライブ活動を始めた当初なんて、ひっちゃかめっちゃかもいいとこだったけど、それで良かったんだ。そのフィーリングこそがまさにあの頃の俺が必要としていたものだったんだから。というか、正直、今でもそのあたりは成長してないという説もある!(笑) 要するに今生きてるって実感だよね、それこそが俺がこのバンドに求めているもので、それが原動力となって、ずっと俺たちを突き動かし続けてきたわけさ。しかもこうして30年が過ぎた今でもね」


フー・ファイターズの独占インタビュー全文が掲載されている『ロッキング・オン』12月号は発売中。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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