どんなに時代が変わろうとも、大音量で打ち鳴らされる生命力に溢れたロックミュージックには、さまざまな世代を鼓舞し、ひとつに束ね、同時に解放へと導くパワーが備わっている。10月上旬の日本を駆け抜けたフー・ファイターズのツアーは、まさにそれが実証される機会となった。
1995年に最初の一歩を踏み出したこのバンドは、以降3つのディケイドを通じて、自ら の進むべき道を切り拓き、順風満帆のようでいて波瀾万丈な歩みを続け、異端を王道に塗り替え、いつしか現代におけるロックバンドの代名詞的存在となり、ロックンロールの歴史と現在とを繋ぎ、それを未来へと先導し続けてきた。そしてデビュー30周年という大きな節目を迎えると同時に新体制となった現在、また新たな物語が始まろうとしている。
この局面到来を重くみた本誌では、単独公演としては実に17年ぶりとなった今回の来日実現を機に、改めてこの稀有なバンドの深層に迫るべく総力取材を画策。結果、世界的にみても奇跡的といえるメンバー全員との独占インタビューを含む大型特集をお届けできることになった。新たな原点というべき地点へと至った彼らの、そして今を生きるロックバンドの姿がここにある。(増田勇一)
《特集ラインナップ》
●世界独占インタビュー&撮り下ろし写真
●17年ぶりの単独来日公演、完全レポート
●スタジオアルバム全11作品ディスコグラフィ
11月7日発売の『ロッキング・オン』12月号は好評発売中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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