グラスヴェガス、キャロライン脱退……

グラスヴェガス、キャロライン脱退……

というニュースが当サイトでも報じられているが、
http://ro69.jp/news/detail/32767

さみしいような、悲しいような、そんな気分だ。
キャロラインはもともと洋服屋の店員で、ふとしたことからジェームズと知り合いになり、
ドラムなんかろくに叩けもしないのにドラマーとしてバンドに参加した。

まるでジザメリ在籍時のボビー・ギレスピーのような
立ってスネアをトッターントッターンと叩く強烈なプレイスタイルで、
つまり音楽的にはほとんど素人といっていいドラマーだったわけだけれど、
でも、グラスヴェガスというバンドにとっては欠かせないピースだった。
というか、グラスヴェガスというバンド全体が、
プレイヤーとしてのスキル云々以前の運命共同体的な強い絆で結びついているバンドで、
前の来日公演で目撃したのも、この4人で支え合い、生み出していく「音楽」の姿だった。

だから、キャロラインが抜けるというのは、
グラスヴェガスにとってはただドラマーがいなくなりますという話ではない。
バンドは現在新作のレコーディング中だというが、果たしてどうなるのか。
ちょっと心配。(小川)
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