ジャックス・マネキンを観る


非常にすがすがしいライヴだった。

いわゆるエモと呼ばれたフィールドから現れたジャックス・マネキンことアンドリュー・マクマホンの音楽だが、
現在でもコンスタントに活動できているのは、それを超えたところで普遍的なポップスとしてのソングライティングがあるから。

今日会場に来ていたのは、そのことをよく分かっているお客さんばかりだった。
昨日で1年を迎えた震災に捧げた“Swim”があり、日本語の饒舌なMCがあり、
日本のボーナス・トラックである“ドリス・デイ”まで披露したライヴは、日本のオーディエンスの期待に正面から応えるものだった。

明日も続いて渋谷クラブクアトロ。しかし、ここまで陽の雰囲気に溢れたライヴも久しぶりだった。(古川)
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