フェスティヴァルの楽しみのひとつは、目当てのアーティストを観に行ったら、観客に他の出演者がチラホラいること。
自分はストーン・ローゼズのライヴを、かなり気合入れて前のほうで観ていたんだけど、演奏中、すぐ後にケラケラ笑っている人たちがいたんで振り返ったら、クラウド・ナッシングスのディラン(Vo/G)とジェイソン(Dr)だった。
彼らはしばらく観ていたが、最後のほうはいなくなっていた。
でも考えてみると、昨日のブログにもあったようにディランは21歳なわけで、ということは、ローゼズのデビュー作が出たときはまだ生まれてなかったってこと……。
本人がローゼズが好きかどうかはわからないけど、もしよくわかってなかったら教えてあげたい。
「イアン・ブラウンのヴォーカルは昔からああいうもので、ファンもあれがいいわけで、だから笑うものじゃない」、と。
まあ、実際にディランがイアンの歌に対して笑っていたのかどうかは定かじゃないけど。
いや、絶対に違うと思うけど。
ちなみにその翌日観たクラウド・ナッシングスのライヴは素晴らしかった。
ギターのディストーションを容赦なく、あれだけぶっ放せるバンドは、最近そうはいない。
写真はレコード会社から送られてきたディランとジェイソンのオフショット。
カレーライスを食っていたらしい。(内田亮)