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    リンキン・パークの男気と愛

    リンキン・パークの男気と愛

    クリエイティブマン・代表の清水さんにインタビューした際に、大トリの枠が完全に埋まってるのに、どうしてもサマーソニックに出たかったというリンキン・パークが 、トリ以外のスポットでも出演すると言ってきたという話を聞いたとき、ジ〜ンって来たけど、そんな彼らの男気と、日本に対する深い愛情が思い切り伝わってくる力強いステージだった。

    もはや世界のトップレベルのロック・バンドなわけで、そんなバンドを自然光の中で観ていること自体に特別感がすごくする。

    パフォーマンスもまさに貫禄そのもので、まったくスキがない。
    とはいえ、鉄壁な演奏を見せつつも、終始メンバー全員がニコニコしてるのが彼らの素晴らしさ。

    ここ日本でもロック・バンドの中では別格のセールスを誇ってるだけに、ヒット曲がめちゃくちゃ多いのも彼らの特徴。
    特に最後の40分ぐらいは合唱が絶えることないほど、有名曲のオンパレード。
    3階席までぎっしり埋まったマリン全体を掌握しきってた。
    ニューメタルやラップ・メタルというジャンルが完全に死に絶えた今でも、リンキン・パークが今なおトップに君臨しているのがよくわかるライヴだった。天晴れ。

    最後にマイクが日本語で今夜のスティーヴ・アオキのセットでサプライズを用意していると言ってたけど、いかに?(内田亮)
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