ジェイク・バグの新曲が3日連続に公開! 今日は"There's A Beast And We All Feed It"公開
2013.11.14 20:03
一昨日から、3日連続でジェイク・バグの新曲公開だ!
今日公開されたのは”ゼアズ・ア・ビースト・アンド・ウィー・オール・フィード・イット”。
『シャングリ・ラ』のオープニング・トラックだ。
新作の中、曲調が一番デビュー作に似ているが、とにかく歌詞の内容が最高。
メイン・コーラスでは”すべての美しさ食い尽くす魔物がいて、ぼくたちみんながそれを餌付けている”と歌っているのだが、地元クリフトンから世界に飛び立ったジェイクがここ数年で目の当たりにした、この世の醜さを歌っている曲である。
しかも重要なのは、その醜さに”自分も加担している”と認めていること。
19歳、すごい。
さらにすごいのは、最後に出てくるこの歌詞。
”なぜか、ぼくたちはこれについて語るのを恐れる/誰かがそれをツイートしちゃうのが怖いから”
その醜さ(=魔物)を表立って糾弾できないもどかしさを、2013年の若者のリアリティにしちゃうこのセンス。
ホントに脱帽しちゃいます。
そして、『シャングリ・ラ』はそんな歌詞の宝庫です。
前も書いたが、現在発売中のロッキング・オンのヘッドライン、VIR、ディスクレビューで新作を紹介していますし、現在制作中のロッキング・オン1月号(11月30日発売)には、ジェイクの最新インタヴュー+粉川しのによるrockin'
on reviewでさらにこの新作の素晴らしさを追究しています。よろしくです!(内田亮)