ゼブラヘッド@Liquid Room
久しぶりに観たゼブラヘッドのライヴだが、誰が教えたのか、日本語の下ネタが恐ろしいほど"進化"していた。
ま○こコールや、「マティさん、ち○こ小さい」なんか、序の口。
ま○○○がえし、だの、パイ○ン、だの、こんなえげつない言葉が連発されるライヴは初めて観たかも。
でも、それこそバンドの日本に対する最高級の愛情表現。
最後、「ニホンダイスキー、チンチンビンビン!」という、誠意たっぷりのおバカ台詞には会場全体がホロリと来てた、ように思えた。
パフォーマンスも文句なし。
伊達に15年以上も底抜けに明るいポップ・パンクをやってない。
なかなか評価に結び付かない音楽かもしれないけど、本人たちはいたって本気。
それだけに、極めてタイトな演奏は無条件に楽しめた。
個人的には久しぶりに観て、とにかく『アメリカン・パイ』のことばっかりが頭に浮かんできた。
さっき調べてみたら、記憶とは違い、驚くことにゼブラヘッドはサントラに使われていないのだが、あの映画に出てくるスティフラーをそのまんま音楽として体現したようなライヴだった。(内田亮)