マーティン・スコセッシ×ロック

マーティン・スコセッシ×ロック

映画監督マーティン・スコセッシが大のロック・ファンだってことは有名な話だし、ザ・ローリング・ストーンズ(特に”ギミ・シェルター”)をはじめ、ロックの楽曲を自身の映画で使ってきた。
間もなく日本でも公開される新作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』にちなんで、『ローリング・ストーン』誌のウェブサイトで、スコセッシの”ロック歴”がAtoZという形で紹介されている。

http://www.rollingstone.com/movies/pictures/martin-scorseses-music-an-a-to-z-guide-to-the-directors-soundtracks-20140108

これ、めちゃくちゃ面白い。
『ザ・バンド/ラスト・ワルツ』『ボブ・ディラン/ノー・ディレクション・ホーム』『ザ・ローリング・ストーンズ/シャイン・ア・ライト』『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ア・マテリアル・ワールド』など、スコセッシが手掛けた秀逸な音楽映画も紹介されているし、そして、やっぱり『グッドフェローズ』率が高い。
“A"は、ドノヴァンの名曲”アトランティス”が使われるあのエゲツないシーンだし。
もちろん、この映画の代名詞にもなったデレク・アンド・ザ・ドミノスの”レイラ”のアウトロが巧妙に使われているあのシーンも紹介されている。

ただ個人的に一番痺れるシーンがなかったので、ここで紹介。
ロバート・デ・ニーロ扮するジミーがタバコを吸いながら、仲間を皆殺しにすることを構想するシーンだが、バックに流れるのはクリームの”サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ”。

http://www.youtube.com/watch?v=XZrNDBkXIeg

Youtubeの短いクリップを観ただけでも興奮するけど、高校生のときにこれを観て、自分はデ・ニーロに惚れました。

ちなみに最新作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』も面白そう。
カニエ・ウェストの“ブラック・スキンヘッド”が使われている予告編も最高。


う〜ん、観たい映画多すぎる、まだ『ゼロ・グラビティ』も『ブリングリング』も観れてないし。だれか時間ください。(内田亮)
rockin'on 編集部日記の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする