年明け早々に新作『ハイ・ホープス』をリリースしたブルース・スプリングスティーン。
ほとんどインタヴューに応えないことで有名なボスだが、Sirius XM Radio上の"E STREET RADIO"で放送された超貴重なロング・インタヴューをゲット。
翻訳した記事を、現在発売中のロッキング・オン4月号に掲載しています。
新作『ハイ・ホープス』はもちろんのこと、そこに収録されている”アメリカン・スキン(41ショッツ)”や”ザ・ゴースト・オブ・トム・ジョード”など、ライヴでの定番楽曲について、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロがこのアルバムにおよぼした影響についてなど、かなり深く語っているので、ぜひ、読んで欲しいです。
その中でも、個人的に感慨深かったのが、ソングライティングの動機についてのボスの話。
簡単に要約すると、自分の書く曲にはもとからコンセプトやテーマはなく、曲を書くときは、自分の中にある居心地の悪さをただ単に具現化しているとのこと。
つまり、自分がやっていることは”修理”であり、それにより自分の音楽のために金を払ってくれる人たちの”居心地の悪さ”をちょっとでも解消できるように努めているのだと語っているのだ。
シンプルでピュアな考え方だが、なかなか簡単にまっとうできるものではない。
こちらのロング・インタヴュー、さらに中村明美による『ハイ・ホープス』のツアー初日となった南アフリカ公演(http://ro69.jp/blog/nakamura/ymd:20140128)のブログではカバーし切れなかったロング・レポートを掲載しています。
ぜひ、チェックしてください!(内田亮)