入賞アーティストが集まったイベント「RO DOG JACK」を見に行った

入賞アーティストが集まったイベント「RO DOG JACK」を見に行った

3月7日、8日の2日間、渋谷のMilkywayで行われたRO69JACK 2015 for COUNTDOWN JAPANの入賞アーティストが集まったイベント、「RO DOG JACK 〜入賞者に春野菜を添えて〜」に行ってきました。
このイベントを企画したのは、京都のパンクバンド・犬人間ニョンズ。
どんな雰囲気のイベントになるのか、まったく想像ができませんでしたが、出演した9組の本気を目の当たりにしました。

初日、1組目に登場したのは、東京のレトロポップバンド、トカゲロウ。
最近お誘いが増えたと話すライブを通して、バンド全体のパフォーマンスが昨秋から大きく成長し、中でも表現力が増したVoチヒロの歌声が光りました。

2組目は大阪のshimmer。
shimmerはいつも曲を通して色んな情景を見せてくれますが、この日も曲によって、満点の星空やパレードの風景など、壮大な世界観を披露してくれました。

3組目は、京都のThe Stone That Burnsが登場。
おなじみのメイクで歌うVoカナエと、バンドの高い演奏力、独創的なスタイルで、大人の余裕を見せつけてくれました。

4組目は打って変わって、女子高校生がボーカルをつとめる、眠らない兎。
Voあやめは、翌日に卒業式を控え、この日が現役女子高校生としてのラストライブ。いつもとは違う制服姿で、イベントに花を添えました。

2日目、1組目は2人体制となったジオラマラジオ。
Vo&Gt松村廉の文学性の高い歌詞と、独特な世界観は健在。入賞曲「コンクリート」のアコースティックバージョンでは、その底知れぬ可能性を見た気がしました。

2組目は、弾き語りでの参加となった、ヲクヤマ from TRY TRY NIICHE。
この日、初めて聞いた「水面の果て」がとても素晴らしくて、RO69JACK入賞後も様々なチャレンジを続けてきた、TRY TRY NIICHEの軌跡を感じることができました。

3組目は、初のワンマンライブを間近に控えた、ヨルニトケル。
パフォーマンスはさすがの一言。演奏、歌、MC、一切目が離せないライブを披露。誰も聞いたことがないという新曲には、来ていたファンの方々も嬉しそうでした。

4組目は19歳のシンガーソングライター、上野大樹。
お客さんに「良かったら笑ってください、良かったら泣いてください」と、自分をさらけ出すように、堂々と歌う彼の姿を改めて見て、今後が楽しみで仕方なくなりました。

そして、2日間ともトリを務めた、犬人間ニョンズ。
連日のライブで枯れたVoトクラタクロウの声や、Gt京翼のエモーショナルなギターソロ。
それを支えるBaゆうちゃん、紅一点・Drあんちゃんのリズム隊。
感情剥き出しのパフォーマンスの中にも「いつも肯定から入るようにしている」という、彼らにしか表現できない、まっすぐで前向きなパンク精神を見せつけられました。

今回全アーティストのライブを見て、それぞれのまっすぐな思いを感じることが出来ました。

RO69JACKでは、入賞アーティストからも、フェスへ凱旋出演を果たすアーティストが数多く出ています。
ぜひ彼らにも、それを目指して成長し続けていって欲しいです。

見に行った側の感想としては、2日間あっという間!!
とても良いイベントでした。(松田貴瑛)
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