MUSE

MUSE
ミューズを楽しみしていた人には、大満足のステージだったと思う。
前にも書いたが、昔ライブハウスで彼らを観たとき、小さな会場でスタジアム・ロックを演っていて、何か面白かった。
その時、僕はこの人たちは本当にたくさんの人の前で演奏したいのだ、と思った。そして彼らなら、遠くない将来にそうなるとも思った。
しかし今になって考えると、彼らはたとえ売れなくても、3人の客の前でもスタジアム・ロックを演り続けた気がする。
何故なら、スタジアム・ロック・バンドになってから、彼らはスタジアム・ロックでないことに挑戦しだしたからだ。
つまりスタジアム・ロックは結果であって、目的ではないのだ。
少し乱暴な言いかただが最新作はスタジアム・ロックへの回帰作だ。
ここ数作続いた新しい領域への挑戦が、大きな成果を残したので、王道のスタジアム・ロックへ回帰したのだ。
今回のステージは、その最新作のモードで、過去の代表曲をガシガシ演るというものだった。
盛り上がらないわけがない。
写真は大量に飛ばされた紙吹雪き。説明されないと良く分からない写真だが、せっかく前までいって撮ったのであげさせてもらった。
左がステージ。
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