濃い1時間だった。MCも少なく、淡々と演奏が続くステージなのだが、とても彼を近く感じられるパフォーマンスだった。
弱くても大丈夫、しっかり生きて行ける、というメッセージは多くのアーティストから放たれる、ロックの王道の歌詞。
でも、それを貴方のような強い人に言われても、という場合もないわけではない。
クリストファー・オーエンスの歌は、僕たちの弱さを解放してくれる。彼の存在のリアルが、彼の歌のリアルを支える。それがライヴだと、より強く感じられるのだ。
先週、僕の番組でがっちり紹介した素晴らしい最新アルバムを、がっちり聞かせてくれた本当に濃い1時間だった。
ホステス・クラブ・ウイークエンダーでクリストファー・オーエンスを観る
2015.11.22 19:02