フジロックでロバート・グラスパーを観る

フジロックでロバート・グラスパーを観る
凄かった。
ライヴを観たというより、新しい音楽のスタイルの誕生を目撃したという感じだった。
モダンジャズのインプロビゼーション、DJのスクラッチ、それにソウルというかアフリカンなヴォーカルが一体となり、エレクトロ二カな音響が全体を包んでいく、まさに聞いたことのない音がホワイトステージに響いた。
さんざんCDで聞いた音だし、自分の番組のテーマにまでしているが、ライヴ空間の空気を揺らしたロバート・グラスパーの肉体から生まれた音は破格だった。
凄い物を見たという興奮が続いている。
多くの人に体験してもらいたいので、是非単独のホール・ライヴを実現して欲しい。
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