グリーン・デイの新作「レボリューション・レイディオ」はタイトル通り、革命への熱い思いを歌い上げた、最高にエモーショナルな傑作だ

グリーン・デイの新作「レボリューション・レイディオ」はタイトル通り、革命への熱い思いを歌い上げた、最高にエモーショナルな傑作だ
俺は革命を始めたいんだ
そいつを俺のラジオで聴きたいんだ
列に並ぶのはもうごめんだ
(ヤングブラッド)
いきなり初登場で全米1位を勝ち取ったグリーン・デイの新作は、ファンの期待に応えるエネルギーに満ちた傑作だ。
実はこのアルバムは、期待と同時に不安を持ってファンに迎えられた作品でもある。
それは2012年に発表された強力な3部作の後、ビリー・ジョーがバーンアウトしてしまい、依存症の治療をしていたことをファンは知っているからだ。
実際このアルバムには、まだ僕は息しているんだ、という彼のギリギリの心境が歌われたナンバーもあり、とても厳しい局面にあったこともリアルに伝わってくる。
しかし、そうしたことと向かい合う中でビリー・ジョーが新作のメッセージとして掲げたのは「革命」だった。
どの曲もエモーショナルなメロディーを持った素晴らしいアルバムになっている。
今夜のワールド・ロック・ナウでしっかり紹介したい。
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