ヒットを出した時もあるし、レジェンドとして栄光の賞を手にしてもいる。でも、ファンも本人たちも、そのことによってストーンズやフーのような存在になれるとは思ってない。
逆にメジャー・レーベルから契約を切られ、大きなライブができなくなっても、ファンも本人たちもバンドが終わると思っていない。
そして新作が出れば、必ず期待を裏切らないものを作ってくれるとファンは無条件に信じている。実際、僕たちは裏切られたことはない。
本人たちも、ファンの期待を裏切らないものを作る自信は常にあるはずだ。
それが年間ベスト・アルバムに選ばれるかどうかはどうでも良く、そこにファンも本人たちも重要性を見ていない。
チープ・トリックがいれば、僕たちの青春と思春期は終わらないのだ。それが確認できる新作を今日はしっかり紹介します。