BUMP OF CHICKENのツアー最終日に新曲「ray」を聞く
2013.10.30 23:42
秀ちゃん以外の3人がMC中に涙ぐむという、最終日ならではの独特なテンションの熱いライブだった。
そこで歌われた新曲「ray」は、バンプがまた新しい地平に立ったことを感じさせる力強い作品だった。
骨太でポップなメロディは、ファンだけでなく多くの人の心を揺らす普遍性を感じさせるもので、彼らのより開かれていく姿勢が伝わって来る。
エレポップなテイストもあるアレンジは2013年の空気感をビビッドに反映したもので、そこにもバンプのより開かれた方向に進もうという意欲が感じられる。
誤解を怖れずに言うなら、ポップ・ミュージックとしての正しいスケベさがあるのだ。
アルバム・タイトルは大文字で「RAY」になるようだ。藤くんが盛んに「某2次元キャラクターとは関係ありません」を連発していて笑えたが、この曲がタイトル・ナンバーであるアルバムは相当楽しみだ。