『アウトレイジ ビヨンド』、いよいよ本日公開!

『アウトレイジ ビヨンド』、いよいよ本日公開!

本日10月6日(土)、北野武監督の最新作『アウトレイジ ビヨンド』、公開になりました!

SIGHT最新号の「北野武連載インタヴュー/脚本を語る・その6」では、『アウトレイジ』について、渋谷陽一がじっくり迫っています。で、ネタバレしない範囲で、『アウトレイジ ビヨンド』についても、たけしさんに語っていただいています。
詳しくはこちら。http://ro69.jp/product/magazine/detail/73308

私も『アウトレイジ ビヨンド』、試写が始まってすぐ観たんですが、ちょっともう、すごかった。
ほんとに、「なんなんだこれは!」と言いたくなるくらいおもしろい。
1本目の『アウトレイジ』を超えている。こういうシリーズものの2本目の作品で
『1』以上におもしろいって、なかなかないことだと思います。
って、別に『アウトレイジ』、タイトルに『1』とか付いていませんが、便宜上こう呼びます。
印象として『1』以上におもしろいだけではなく、設定とか登場人物とか
ストーリーとかのすべてにおいて、『1』があったことが活きているというか、
伏線になっているというか、「あっそれでこうなるのか!」というか、
そりゃあ『1』以上におもしろくなるわ、と納得したくなる、そんなおもしろさです。
と、私だけでなく、試写を観た人みんな思ったらしく、そしてそれが
口コミとかで広まったらしく、今、どこのビデオ屋へ行っても『1』、全部貸し出し中です。
で、セルDVDも、ものすごい勢いで売れているらしいです。

ただ、とてもつらい作品もであります。人から「もう観たんでしょ?
おもしろかったんだ? どうおもしろかったの?」ときかれた時に、
内容についてはまったく答えられない、という意味で。
何を言ってもネタバレになるので。だから、もう観た人としか語り合えない。
さっさとみんな観てほしい。私ももう1回観ます。
無理矢理言うなら、『1』が、観ていると、それぞれのシーンに振り回されまくる
映画だったとしたら、『2』はストーリーとか展開とかに振り回されまくる映画だ、
ということくらいです。
観終わると、フラフラになる。で、もう1回観たくなる。

そして。本日、公開と同時に、SIGHTの北野武インタヴュー・シリーズ10冊目の
単行本、『物語』、発売になりました。
上がそれです。すべての北野映画の脚本を語った、画期的インタヴュー集。
SIGHTに掲載されたインタヴュー7本、すべて誌面掲載時にはカットした部分も
含めて再構成した上、語り下ろしインタヴューも新たに3本入っております。自信作です。
ぜひ。詳しくはこちらを。http://ro69.jp/product/book/detail/73323 (兵庫慎司)
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