日本でもレーベルサンプラー盤は70年代半ばくらいまで作られていました

日本でもレーベルサンプラー盤は70年代半ばくらいまで作られていました

現在発売中の『SIGHT』、ピーター・バラカンさんの連載「名盤おとぎ話」では、アイランドレコードのアーティストを集めた1969年のレーベルサンプラー盤(日本で言うオムニバス盤)が取り上げられています。

アーティストの権利関係がシビアになった昨今ではすっかり見なくなったサンプラー盤ですが、実は日本でも70年代半ばくらいまではよく出ていて、今と違ってネット等の情報ツールも無く、音楽雑誌やFM局も限られていた時代には有難いものでした。

写真はCBSソニー(当時。現ソニーレコード)がロック/フォーク系のアーティストを集めた2枚組で、リリースは1976年。よしだたくろう(当時はひらがな表記)や五輪真弓の代表曲がまとめて入ってるところがお買い得だったわけですが、友部正人や中川イサトなども収録されており、あの時代の空気をしっかり伝える貴重なものになっています。

『SIGHT』53号の詳しい内容はこちらをどうぞ。ネットでのお申し込みも出来ます。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/73308
(小池清彦)
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