普通だった、ということが書きたかったのだ。
ライブの感想が「普通だった」、というのではいい意味では受け取られないだろう。
でも「普通だった」のだ。それがよかったのだ。
この意味がうまく伝わるだろうか。
銀杏BOYZ、8年ぶりの全国ツアー。
新しいメンバーを得た峯田和伸は、8年の時間が消し、あるいは残したものを間に挟んで観客と向き合っていた。
アルバムが完成してメンバーが脱退してから悩み煮詰まり尽くした峯田は、
このツアーに出てから1ヶ月半の間に、自分には歌いたい歌があり、一緒に演奏する新しい仲間がいて、その歌を待っているファンがいるということに救われたのだと思う。
当たり前のようなそんな事実を、あらためて温かい心で受け入れられたのだと思う。
だから、普通にライブをやったのだと思う。
そういう普通だった。それがよかったのだ。