“ナンバーナイン”で始まり“Neighborhood”で終わる、そして新曲を3曲も披露する、
まさにアルバム『Bremen』以降・最新の米津玄師をダイレクトに伝えるライブだった。
アルバム『Bremen』以降の米津玄師の新曲の音楽的なぶっ飛び方はすごい。
シングルであろうがカップリングであろうが単行本の封入用であろうが、とにかく大胆なビートとサウンドプロダクションを次々に打ち出し、J-POPとも洋楽とも違う完全に独自でユニークなスタイルを繰り出し続けている。
今日披露された新曲もそうで、しかも全部ポップだ。
アルバム『Bremen』で未来へと進んでいくと宣言した米津玄師がいまどこを歩いて何を見ているのか、それがこうして少しずつ明かされていく。
それは日本の音楽の未来そのものが少しずつ明かされていくこととほぼ同義だ。
めずらしく“Black Sheep”をやってくれたのが嬉しかった。
米津玄師の国際フォーラム公演を観た。新曲3曲を披露
2017.07.15 20:49