エレカシの野音はだいたい晴れなのだが、今年は珍しく雨だ。
「雨で集中力が出た」と宮本はMCで言っていたが、バンドもお客さんもいつも以上に演奏と歌に集中したライブだった。最近のライブでは宮本はよく喋るのだが、今日はMCはほとんど無く、その分、五感の容量を超えるぐらいの激しく濃い歌と演奏だった。
「珍奇男」はまたも傑作バージョンが生まれていた。
終盤には雨が上がり、月が出た。
「行くぜー! 明日も、あさっても。来年も再来年も!」と宮本は言っていたが、ほんとにエレカシの勢いは止まらない。
このあとすぐに、ツアーが始まる。
エレファントカシマシを日比谷野外音楽堂で観た
2018.06.23 21:06